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2025年9月7日(日): 14:10~15:00
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==== LT11: 書籍カバー画像配信API opencoverの開発(杉本達應) ====
==== LT11: 書籍カバー画像配信API opencoverの開発(杉本達應) ====
* 発表スライド、資料等:  
* 発表スライド、資料等: (準備中)
* 参考リンク:  
* 参考リンク:
** opencover https://opencover.jp/


==== LT12: 生成AIからCiNii Research APIを呼び出してみた(前田朗) ====
==== LT12: 生成AIからCiNii Research APIを呼び出してみた(前田朗) ====

2025年9月7日 (日) 13:41時点における版

基調講演

2025年9月7日(日): 10:05~11:05

  • 講演題目: 戦災・災害のデジタルアーカイブ
  • 講師:渡邉 英徳 氏(東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 教授)

通常発表セッション

15分の発表時間と5分の質疑応答時間(予定)が与えられます。

日本の機関リポジトリを支えるコミュニティの形成に向けて : JPCOAR JAIRO Cloud作業部会の取り組み

発表者: 石津朋之(筑波大学), 南雲修司(東京学芸大学), 藤原幸生(新潟大学), 野田晶子(金沢大学), 伊東洋輔(信州大学), 青木綾乃(信州大学), 楫幸子(安田女子大学), 林賢紀(国際農林水産業研究センター), 住吉誠(国立情報学研究所), 林豊(国立情報学研究所), 古橋英枝(国立情報学研究所), 三村千明(国立情報学研究所), 大岡雅志(国立情報学研究所)

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、リポジトリを通じた知の発信システムの構築を推進し、リポジトリコミュニティの強化と、我が国のオープンアクセス並びにオープンサイエンスに資することを目的としている。傘下の作業部会の一つであるJAIRO Cloud 作業部会では共用リポジトリサービスであるJAIRO Cloudを利用する様々な規模・種別の約750機関を対象に、全国から参画する少人数のメンバーがコミュニケーションツールを通じた利用支援や操作説明会の実施など、JAIRO Cloudコミュニティのサポートを目的に活動している。現在は、地域コミュニティの形成による持続可能なサポートの枠組みの構築に取り組もうとしている。この発表では、日本の機関リポジトリの課題に対応するため、地域を核としたサポート事例を元に、JAIRO Cloud作業部会から全国に展開した取り組みなどを報告する。

Vibe Codingで始めるプロトタイピングの実践

発表者: 榎本翔(東京大学情報基盤センター)

本発表では、生成AIと対話しながらコードを作成し修正するVibe Coding手法を活用し、システム開発を加速して短期間でプロトタイプを完成させる一連の流れを示す。まず、既存の開発手法とVibe Coding手法の違いを説明し、環境構築および導入手順を解説する。次に、要件定義フェーズでは自然言語によるプロンプトを活用し、機能やデザインの検討を行う。さらに、実装フェーズでは反復改善プロセスを用いた具体的な開発事例を紹介する。最後に、プロトタイピングによる開発期間の短縮効果と実践時の注意点、今後の展望をまとめる。

図書館・博物館等複合機能型文化施設における情報環境設計:共創型デジタルアーカイブ構築の試み

発表者: 大橋正司, 大坪逸貴(サイフォン合同会社)

近年見られる「地域の情報拠点」としての図書館では、従来の図書館資料に加えて博物館など近傍分野の資料や、館内で展開する利用者の活動、まちに遍在する「ひと・もの・こと」などの多様な情報を収集し、関連性を持たせながら提供する新たなアーカイブが求められている。

個人的なナラティブをどのように「資料」として収集するか、情報との豊かな出会いをどうデザインするか。その問いに対して、新たに市民参加型デジタルアーカイブシステムを開発し、「小千谷市ひと・まち・文化共創拠点 ホントカ。」においては「コトノハ」として導入した。本サービスにより利用者は地域情報(自身の活動を含む)のページや、ブックリストを作成・公開し、それに紐づくQRコードつきのカードを作ることができる。デジタルの情報に物理的媒体を与え、施設内に配置することで実空間と情報空間をシームレスに接続した、新たな情報環境設計の試みを報告する。

参考資料

図書館での学び合いのサイクル

発表者: 大道 剛(佐川町立図書館さくと)

高知県佐川町の図書館「さくと」では、地域の文化拠点として「学び合いスタジオ」というコミュニティを運営しています。そこでは、住民同士の対話や関連施設や団体との連携を通じて生まれた地域情報を編集し、デジタルアーカイブや企画展示、イベント、学校教育などで活用しています。それぞれの活用において、デジタルとアナログによる最適な表現方法を模索しながら、多様な層とへのアプローチを通して地域内に学び合いのサイクルを生み出すことを目指しています。本発表では、住民参加型の実践とオープンな技術の活用を通じて、地域資源を再発見・再編集し、多様な主体とともに知を共有・創造する場としての図書館の新たな可能性を探ります。

発表スライド:https://drive.google.com/file/d/14GyqmPkXjiGLr8FhA-DYUXKXN2txqncE/view?usp=sharing

都道府県立図書館のDX取り組み状況調査

発表者: 子安伸枝

新型コロナウイルス感染症(covid-19)の流行が始まった2020年以降、全国の図書館では手続き等のオンライン化や非来館でも利用可能なサービスの導入に取り組んできた。現在はcovid-19に対する特別な対応は取られていないが、行政手続きのデジタルファーストや読書バリアフリーの観点などから、図書館サービスに関してもDX化の流れが続いている。

今回は都道府県立図書館のウェブサイト(特に利用案内、お知らせ、要覧)を目視で調査し、各図書館のDXにあたる取り組みにはどのようなものがあるのかをまとめ発表する。都道府県立図書館の動向を整理することで、サービスの比較検討やサービス設計の一助になると考える。

カーリルローカルを利用した「東海北陸6県横断検索ツール」について

発表者: 川島仁子(愛知芸術文化センター愛知県図書館 資料支援課広域グループ), 是住久美子(田原市図書館), 坪井 航(三重県立図書館)

2025年6月、愛知県図書館は、東海北陸地区6県の図書館の所蔵を一度に検索できるツールを作成し、県内市町村立図書館に配布した。

当地区は、東海北陸6県(岐阜・愛知・三重・富山・石川・福井)で定期搬送便を回している。市町村立図書館の協力業務担当から、搬送便圏内の6県の図書館の所蔵を一度に検索したいという要望が寄せられ、それに応えて作成したものである。

このツールは、カーリルローカルを利用しており、元々田原市図書館で開発・利用していたツールを改訂したものである。概ねどんなセキュリティ環境でも実装できるよう、ブラウザのブックマークの中にプログラム(Javascript)を記録してクリックして実行させる「ブックマークレット」機能を利用している。 本発表では、このツールの作成と配布までの経緯を紹介する。

発表スライド

エチオピアにおけるデジタルアーカイブシステムの展開について

発表者: 牛島清豪(株式会社ローカルメディアラボ)

弊社では2019年に佐賀県立図書館データベースの更新を担当させていただき、IIIF(トリプルアイエフ)導入と、掲載資料のオープンデータ化を支援しました。その後も、国内の公共図書館、大学図書館等でのデジタルアーカイブシステム導入をお手伝いしています。2024年には、総務省が地方のIT企業の海外展開を支援する「安全性・信頼性を確保したデジタルインフラの海外展開支援事業」に採択いただき、エチオピア連邦民主共和国において、同システムの導入ができないかFSを実施しました。同国は植民地支配の歴史がなく、貴重な歴史資料が多く残されています。しかしながら、保存状態やデジタル化には課題が多いのも現状です。弊社では、現地の図書館、博物館、大学、政府機関などのヒアリングを行い、最終的には同国最大の公立図書館「アブロートライブラリー」とMOUを締結しました。この取組とエチオピアの図書館の現状について報告します。

オープンデータとまちづくりを繋げたい

発表者: 坂ノ下 勝幸(OpenStreetMap Japan/Wikimedians of Japan User Group)

オープンデータと言えば国や自治体が市民に提供するイメージが強いですが、元々は市民活動の相互扶助から始まりました。

ただ、市民の中にはITに詳しくない方も多く、オープンデータ活用のイメージが付かない方も多い印象があります。

そこで、オープンデータが持つ「相互扶助」と「まちづくり」を連携させようと試行した事例紹介をしつつ、図書館がどう関われるか考えて行きたいと思います。

参考資料

ライトニングトーク発表

1件あたり5分のプレゼンテーションです。 開催当日に募集します。

1日目

2025年9月6日(土): 15:40~16:30

LT01: 本当はコンピュータにそんなに強くない教員が『図書館情報技術論』を初めて担当した話 in OUA (德田恵里)

LT02: これからしたいマイノリティ・アーカイブズの夢~どの地域のどの年齢にも届けるには~(小澤かおる)

  • 発表スライド、資料等:
  • 参考リンク:

LT03: JPCOAR Validator: JPCOARメタデータスキーマ検証ツール(高久雅生)

LT04: LLMを用いたゲームパッケージ画像による自動目録作成の試み(福田一史)

LT05: 紙の答案の採点・集計・返却を少しでも楽にしたい!(清田陽司)

LT06: 生成AIによる学術情報Web API案内ツールの試作(前田朗)

LT07: JAIRO Cloud 一括登録用メタデータ作成を支援するExcel ツール(寸田五郎)

LT08: 簡易OPAC開発演習その後**2(阪口哲男)

LT09: ClaudeCodeとMCPで英語論文のお手軽検索(橋本郷史)

LT10: OPACシステムを使った自社アーカイブデータ公開の試み(大戸結菜)

  • 発表スライド、資料等:
  • 参考リンク:

2日目

2025年9月7日(日): 14:10~15:00

LT11: 書籍カバー画像配信API opencoverの開発(杉本達應)

LT12: 生成AIからCiNii Research APIを呼び出してみた(前田朗)

LT13: ローコードすら書けなくてもAIと一緒ならやりたいことは実現出来るんじゃないか説(小國美由紀)

  • 発表スライド、資料等:
  • 参考リンク:

LT14: DeepResearchでレファレンス業務は可能か(高橋菜奈子)

LT15: 中学校「情報・技術科」誕生の兆し:図書館関係者も知っておきたい教育改革最新情報(中園長新)

LT16: デジタルアーカイブにみるエチオピア(岡本真)

LT17: タイトル(発表者)

  • 発表スライド、資料等:
  • 参考リンク:

LT18: タイトル(発表者)

  • 発表スライド、資料等:
  • 参考リンク:

LT19: タイトル(発表者)

  • 発表スライド、資料等:
  • 参考リンク:

LT20: タイトル(発表者)

  • 発表スライド、資料等:
  • 参考リンク:

アンカンファレンス

開催当日に話し合いたいテーマを募集します。