「C4ljp2013/presentation」の版間の差分

2,403 バイト追加 、 2013年8月30日 (金)
編集の要約なし
81行目: 81行目:
::CiNii Books APIの改修により、書誌単位で所蔵館数の抽出を行うことが容易になった。APIから抽出したデータをいくつかの観点から可視化を行った結果を報告する。
::CiNii Books APIの改修により、書誌単位で所蔵館数の抽出を行うことが容易になった。APIから抽出したデータをいくつかの観点から可視化を行った結果を報告する。


===(募集中)===
===<span id="fujiwara">連想検索(association search)へのユーザー目的モデルの追加と、「連想ストーリー」のパッケージ化の試み(言語の経験空間の動的モデル化に向けて) (藤原剛)</span>===
::「連想検索とは、文書と文書の言葉の重なり具合をもとに、ある文書(検索条件)に近い文書(検索結果)を探し出す検索技術です。」(Webcat Plusの説明から引用)
::今回の取り組みは、検索技術にユーザーの経験的(明示的・非明示的)な目的またそのフィードバックを変数化し、対象となる文書空間に加えて計算するといった、検索技術において広くかつ多様に取り組まれている試みを、この連想検索に適用し、また、フリーソフトのアプリケーションGETAssoccを活用します。
::参考事例として、書籍を対象としたWebcat Plusの連想検索においては、すでに、フリーテキストからの検索結果の書籍に関連する「連想ワード」のうち「行為」の属性のある語を、分類(クラスタ表示)するファセットナビゲーションがあります。
::今回の試みは、イメージとしてはこのようなファセットナビゲーションに、より可変的な粒度での、ユーザーの「目的」を仮定的に付加し、および情報サービス提供者側(例:教育目的や事実や研究探索上の構成的な情報探索)の提案する「目的」を考慮し、情報の体験空間にツアー的なシークエンスを持たせ、また、そこからの行動計測から、仮定された目的が、ユーザーと情報サービス提供者間で、マッチングしやすいようなフィードバックを行います。
::より具体的には、文書DBとなるコーパスファイルにユーザのユーザの目的を表すデータを仮定的に含め、「目的」を連想計算に含めたベクトル空間モデルを形成します。バリエーションのある語用空間のモデル(プロファイル辞書)を連想計算用に作成し、それをユーザにフィードバックします。
::なお、初回実装とサービス実験を予定していますが、最初は書籍関連ではない一般的なサービス企業のサイトへの適用となる見込みです。


===(募集中)===
===(募集中)===