「C4ljp2014/presentation」の版間の差分

3,812 バイト追加 、 2014年8月22日 (金)
→‎ライトニングトーク(最大14件): 藤原さん、小野さんのLT発表を追加
(→‎ライトニングトーク(最大14件): 藤原さん、小野さんのLT発表を追加)
61行目: 61行目:
===<span id="fukuyama">使ってみよう LOD!(福山 樹里)</span>===
===<span id="fukuyama">使ってみよう LOD!(福山 樹里)</span>===
::Linked Open Data (LOD) の楽しい活用事例とともに、国立国会図書館が提供しているLODをご紹介します。
::Linked Open Data (LOD) の楽しい活用事例とともに、国立国会図書館が提供しているLODをご紹介します。
===<span id="fujiwara">連想検索エンジンGETAssocを活用した「発見対象文書」×「ユーザーペルソナ」検索(藤原 剛)</span>===
::2013年のLTで発表した「連想検索へのユーザー目的モデルの追加と,「連想ストーリー」のパッケージ化の試み(言語の経験空間の動的モデル化に向けて)」の経過報告を行う.
::昨年発表の構想を整理し直すと次のようであった.【 連想検索にファセットナビゲーションを組み合わせる際,情報検索にあたってのユーザーの「目的」といった指向性を仮定し,それを,検索対象やターゲットとなる文書とは別に,連想検索の文書ファイル(プロファイル辞書)として作成する.これにより,ベクトル空間モデルで,連想計算用にインデクシングされる多次元空間には,ユーザーの目的軸ができ,ファセット検索に応用できる.また,動的(オートマトン的)にサジェストできる. 】
::その後,制約等からファセットナビゲーションの実装に至らないでいるが,より簡易な方法としてユーザー「ペルソナ」を文書ファイル化し,これを,検索・発見対象の文書に掛け合わせてインデクシングをした.今回,取引先クライアントの好意により,実際のサービスサイトで簡易な実証実験を行う.


===<span id="okita">大学におけるプリントディスアビリティへの支援のために、クラウド型DAISY図書作成システムを利用する実験と検証(沖田 克夫)</span>===
===<span id="okita">大学におけるプリントディスアビリティへの支援のために、クラウド型DAISY図書作成システムを利用する実験と検証(沖田 克夫)</span>===
76行目: 81行目:
===<span id="cong">[唐詩]の日中間のメタデータとそれらをつなぐ接続のRDFの作成(叢 艶)</span>===
===<span id="cong">[唐詩]の日中間のメタデータとそれらをつなぐ接続のRDFの作成(叢 艶)</span>===
::「唐詩」は、中国唐代に作られた詩の総称である。日本の江戸時代には、多くの唐詩の本が刊行されていたし、今日の古文では、さけてはいけない文章にもなっている。一方の中国では、「唐詩」は、国語では、早くから取り入れられており、主にされてはとおれないものである。この文章の書籍の検索には、日本語と中国語の違いがあるが、その検索を活用できるメタデータを作り交互に参照できる仕組みを作り上げたい。メタデータには、Dublin Coreプロパティを利用し、RDFを作った相互の日本語と中国語の意味の連結をはかりたい。
::「唐詩」は、中国唐代に作られた詩の総称である。日本の江戸時代には、多くの唐詩の本が刊行されていたし、今日の古文では、さけてはいけない文章にもなっている。一方の中国では、「唐詩」は、国語では、早くから取り入れられており、主にされてはとおれないものである。この文章の書籍の検索には、日本語と中国語の違いがあるが、その検索を活用できるメタデータを作り交互に参照できる仕組みを作り上げたい。メタデータには、Dublin Coreプロパティを利用し、RDFを作った相互の日本語と中国語の意味の連結をはかりたい。
===<span id="ono">遠隔地の図書館関係者のオープンオンラインディスカッションを実現する分散型会議中継システム(小野 永貴)</span>===
::図書館の向上には、図書館員や研究者による日常的な情報交換が欠かせない。特に、現場における実態を踏まえて実践的な学術研究を行ったり、研究成果を全国の現場実務へ円滑に反映していくためには、立場や場所を超えて広域的に協働で問題解決にあたる必要である。一方で、図書館の人的状況は非常勤雇用や人事異動も多く、さらに近年は研究者も任期付き採用が多い状況により、同じプロジェクトに携わっていた構成員が短期間で分散してしまう事態が多発する。このような状態は、継続的な図書館向上の取り組みを阻害し、図書館情報学領域の発展を停滞させうる要因と捉えることもできる。
::このような課題を解決するために、筆者らは、日本各地に所在する図書館関係者が、遠隔地に居ながら定期的にディスカッションを行い、その内容を同期的・非同期的に関係他者へ発信できる会議システムの構築を試みた。構築にあたっては、図書館関係者に特化した議論の効率化のために、以下の4点を必要要件として検討した。
::(1) 会議への低い参加コストによる定期性の確実な維持
::(2) 会議傍聴者の同期的発話による参加感の促進
::(3) 議論内容の透明性とアーカイブ性の両立
::(4) 議論中における参考資料提示の容易性およびリンク性の確保
::上記の観点で、複数のプラットフォームを比較検討して選定のうえ、不足機能を独自に開発することで、上記の要件を全て満たす配信システムの構築に成功した。また、当該配信システムを用い、3ヶ月以上の継続的な実証実験も行っている。今回の発表では、その検討過程および現在の運用状況を報告するとともに、Google+ハングアウトオンエア・YouTube Live・Ustreamを組み合わせた最終的な配信システムの技術的構成を解説したい。


===<span id="maeda">NDC Rader ~日本語テキストの日本十進分類レーダーチャートによる可視化アプリケーション~(前田 朗)</span>===
===<span id="maeda">NDC Rader ~日本語テキストの日本十進分類レーダーチャートによる可視化アプリケーション~(前田 朗)</span>===
440

回編集