Code4LibSummary
本家Code4Lib MLに流れている話題を週単位でまとめてみます。
※議論・案内メールのスレッドを中心に数行にまとめており、クロスポストで流れてくる人材募集やイベント告知は省いています。2011年8月現在、試行中です。
2011年編集
July 24 - July 30編集
- Code4Lib Journal Issue 14 is now available!
- Code4Lib Journal 第14号 を発行というお知らせ。11編の論文あり。
- code4lib nyc mini-con postponed
- 以前に案内していたニューヨークでのミニカンファレンスは来年春に延期することにしたとのお知らせ。
- ArchivesSpace Development Grant awarded
- ニューヨーク大学図書館、UCサンディエゴ大学図書館、イリノイ大学アーバナシャンペイン校図書館がアンドリューメロン財団から補助金を得られることとなり、アーキビスト向けのオープンソースソフトウェア Archivists' Toolkit (AT) と Archon とを統合して、ArchivesSpace という次世代ソフトウェアを開発することとなったというお知らせ。CollectiveAccessといった他のツールとの統合にも期待する声あり。
- Advice on a class
- 図書館でプログラマー的な面の強い仕事をしているのだが、改めて大学が無料で提供している夜間講座でC言語のクラスを取りたいのだが、どういった価値があるか?という質問。プログラマーとして一般的な理解を深めたいならよいのだがウェブプログラミングしたいなら他のものをやったほうがよいのではという回答や、Javaでのクラスをとったのは役立ったという経験者からの回答あり。教科書がK&Rだったら講義を取る価値があるといった声や、コンピュータサイエンス学習としてUnpluggedを奨める声あり。
- Open and linked (meta) data in the LAM domain RE: [CODE4LIB] Linked Data and Libraries 2011 - London 2011 - July 14th
- 国際会議からの報告[1]と、Linked Data関連のリソース紹介を求める投稿。
- Re: [lita-l] Re: Seeking feedback on database design for an open source software registry
- 以前の議論の続き。図書館関連のソフトウェアディレクトリを構築するプロジェクトの提案だが、誰がどのような権限で編集していくのか分からないという質問に対し、実際のところさほど決まっていない。今のところシステムはDrupalプラグインでオープンソースとして開発したうえで、コンテンツについてはウィキペディア同様CC-BY-SAでライセンスしていくことになりそうとの話。
- MDC Chapter Interest Meeting - Save the Date
- 9月13日に、メリーランド/ワシントンDC支部のミーティングを開催予定、というお知らせ。
- ArchivesSpace: Opportunities for Community Participation
- ArchivesSpaceソフトウェア開発にアンドリューメロン財団の助成が出るという最近の投稿を受けて、開発プロジェクトへの参加方法(MLやドキュメント等)についてお知らせ。
- TemaTres 1.4 released! : TemaTres is an open source vocabulary server
- 用語集・シソーラス・統制語彙等の管理ソフトウェア TemaTres の新リリースの案内。
July 17 - July 23編集
- TIFF Metadata to XML?
- TIFF画像ファイル内にあるメタデータをDublin Core準拠でXMLに出力できる。各種、JHOVE, JHOVE2, Exiftool, ImageMagick, Exiv2, FITS など、さまざまなツールを推奨する回答あり。
- Re: Seeking feedback on database design for an open source software registry
- 前週からの続き。oss4libやNITRCを参考にした動きはどうかとの提案あり。
- Preservation of Listserv Archives
- Listserv MLメールアーカイブの長期的な保存永続性はどう検討すればよいかという質問。Nabbleは商用サービスだが概念的にはLOCKSSモデルに沿っているとの返信あり。ほかにも[MarkMail http://markmail.org/][Mr. Serials! http://infomotions.com/blog/2009/01/mr-serials-is-dead-long-live-mr-serials/]サービスなどの提案もあり。
- Any Experiences with In-House Training and Development?
- 組織内での研修プログラムにはどのような取り組みをしているかという質問。[Lynda.com]を使っているという返答や、PythonやCouchDB等の勉強会(輪講)をしているといった回答あり。
- REST interface types
- RESTベースのAPIを開発中なのだが開発者がPOSTタイプのAPIを作りたがって困っている。REST APIの分類にあるような種類ごとにAPIの利点・欠点について教えて欲しいという質問。詳細情報は固定URLとして取れるとうれしいという返答や、RESTでもデータ更新に関してはPOSTが推奨されている指摘、RESTは基本的に同一URIをオブジェクトとして扱っていることを意識したほうがよいという議論、Accept-LanguageのようなHTTPレスポンスの情報でかえってくる情報が変わるタイプのものへの考慮、Acceptヘッダで application/xml とすることとリクエストURIで /foo.xml とすることの違いといった議論に発展した。
- Programmer Orientation to Library/Lib Sci
- 図書館業界につながりがない開発者が新たに業界にはいってきたときに、どういったところで図書館業務・図書館情報学を理解した「アハ体験」を得られたか?たとえば最初に業界に入ってきた時にどの部分を知りたいと思った?という質問。Code4LibウィキのA Guide for the Perplexedページを参照せよという回答多数。ほかには、AACR2や統制語彙、小規模館での受入処理・受入システム、各種レコード種別の関係図(所蔵・書誌・著者典拠等)、といったことが参考になったという回答も。メタデータ標準間の関係可視化図、マイクテイラーによるメタデータ解説といった資料を参照する回答も。
- BibTeX, Refworks and Summon
- Summonのマイフォルダーにある文献を簡単にRefworksに移す方法についての質問で、Refworksのインポート機能でBibTeX形式を使ってみているのだが、うまく動作しないという報告。単純にBibTeX記法でアイテム末尾の「}」記号がひとつ足りないのでは、という回答あり。
- privacy enhanced implementation of Like button
- Facebookの「いいね」ボタンの実装で、ユーザのプライバシーを侵害しないようなラッパースクリプトを実装しているひとはいないか?という質問。(回答は無し)
July 10 - July 16編集
- Trends with virtualization
- 大学キャンパスにおいてデスクトップ仮想化はありうる選択肢かどうか?について質問。メインフレームやX端末以来の議論があり歴史は繰り返すといった趣きだが、それほどポピュラーになっていない現実が答えではないかとの推測。デスクトップPCが安価になっている点が重要、ウィンドウズ版SPSSといった一部の効果のソフトウェアを動作させるための環境としてのみ有用なのではないか、ネットワークが落ちた場合にすべての機能が止まる危惧、サーバ側の仮想化はかなり進んでいるがそれに比してデスクトップ側の仮想化はこれから、といった回答があった。
- FW: [Blacklight-development] Release 3.0 of Project Blacklight
- Project Blacklight v3.0 released!
- オープンソース図書館システムBlacklightのバージョン3.0リリースのお知らせ。Ruby 1.9.2, Rail 3.1, JRuby対応等が進んだとのこと。
- Re: code4lib NYC one-day minicon - date
- 前週の話題の続き。9月26日設定したいとしたNYCでのミニカンファレンスはDC-2011とぶつかるということで、10月3日で再設定予定とのこと。
- Question about C4L 2011 in Bloomington
- 2月のCode4Libカンファレンスで参加者に配られたメモ用紙が気に入り、自分たち用に購入したいので、製作企業を教えてほしいとのこと。インディアナ大の関係者から返信あり、部局内でデザイン制作して地元の印刷会社で印刷してもらったものなので、必要があれば、デザインファイルを送るとのこと。
- Test
- 配信テストメール。OCLCではMLからのメールを配信できない問題がでているので、そのためのテストをさせてほしいとのこと。
- Last call for Code4Lib Midwest
- Code4Lib Midwestカンファレンスの最終参加募集案内。7月28~29日にイリノイ・シカゴダレイ図書館で開催の中西部地域カンファレンスは参加定員まであと6名とのこと。
- Seeking feedback on database design for an open source software registry
- カーネギー財団からの助成金の一環として、LYRASIS Technology Servicesがオープンソースソフトウェア(Open source software; OSS)を登録しておくデータベースを構築しようと思うのだが、という相談。データモデル策定のために、1)どのようなパッケージ/ソフトウェアが存在するか、2)OSSの利点欠点、3)開発者のスキル、4)研修セミナー・文書チュートリアル・ホスティングといったサービス元、5)導入実績、6)情報源、といった点について情報を募集しますとのお知らせ。Code4Libウィキ上のRegistry E-R DiagramページにてER図と文書化を初めているのでコメント募集とのこと。Freshmeatの紹介があり、この図書館関係ソフトウェア版を作ろうとしているとの回答あり。
July 3 - July 9編集
- Developer Competition using Library/Archive/Museum data
- 英国のUK Discovery及びDeveloper Community Supporting Innovation (DevCSI)プロジェクトが、LAM(図書館・文書館・博物館)関連のオープンデータを活用した開発者向けコンテストを開催とのお知らせ。対象作品の提出締切は8月1日。
- Leave Request Management Software
- オープンソースの勤怠管理ツールを探しているとの質問。ウェブ・メールで職員の休暇申請等を受け付けて、何日不在となるか確認できるもの。OrangeHRMやwhen2work.comの推薦があった。
- code4lib New York one-day minicon, Mon Sept 26
- 9月にニューヨークで一日のミニカンファレンスを実施したいとのお知らせ。9月26日を予定。
- Anyone doing streaming video reserves for online film classes?
- オンライン/遠隔マルチメディア授業用のストリーミングビデオ教材の配信について質問。現在はSlingBoxを使用しているものの規模等の面で問題があり合致していない。開館時間以外でも利用でき、自館資料をそのままアップロードして使えることの2点が要件。ストリーミングサーバー, ウェブフロントエンド, アセット管理システムの3つの観点からのお奨めのリストの投稿あり。ノースウェスタン大とインディアナ大の共同プロジェクトVariations on Videoの紹介や、Flumotionの紹介あり。
June 26 - July 2編集
- Fwd: [brushtail] Brushtail version 5.0
- 予約管理・スケジュール管理ツールの新版リリースの案内。PC予約等の機能を取り込んだ新しいクライアントツール追加等の新機能あり。
- library linked data
- W3Cから発行されたLibrary Linked Data関連のドラフト3点(ドラフトレポート, ボキャブラリー, ユースケース)に関するメモ。
- Library Lab podcasts (the latest features Dan Cohen of Zotero)
- Harvard Library Innovation Laboratoryのグループが図書館/技術関連のポッドキャスト配信を始めたとのお知らせ。既に3回配信されており、冊子・デジタル媒体でのデジタル体験(1)、オープンアクセス(2)、Zotero開発者(3)を対象としたインタビュー番組が配信されているとのこと。
- Code4Lib Journal Issue 15 Call for Papers
- Code4Lib Journal通巻15号の論文投稿募集のお知らせ。10月発行予定。投稿は7月29日までにメールで。
- Register for Code4Lib Midwest
- 米国中西部のCode4Libコミュニティを中心に開催される地域カンファレンス、Code4Lib Midwestの参加募集のお知らせ。イリノイ大学シカゴ校を会場に7月28-29日開催。参加受付は定員20名、7月15日まで。
June 19 - June 25編集
- does your OPAC pass HTML validation?
- 使っているOPAC画面がHTMLのマークアップ検証できているか?という質問。Kohaでは単純マークアップミスを除いてほぼ対応済みという回答や、スタンフォード大のBlacklight等ではアクセシビリティの専門家のフィードバックを得てエラー率は低くなるようになっているとの回答等あり。
- MARC to MADS
- MADSの典拠レコードの扱いについて質問。LCが提供しているMARCからMADSへの変換スクリプトで、一部のサブフィールドを考慮しないというバグがあるのではないかというフィードバックあり。LC担当者から確認して修正したいと返信あり。
- MARCXML to MADS 2.0 XSLT stylesheet (Revision 2.05)
- 前述MARC->MADS変換スクリプトの話題を受けて、新しいXSLT変換スクリプトリリースのお知らせ。
- MODS in Dspace
- DSpaceをMODSスキーマ対応にするには?という質問。SURFfoundationサイトWikiで公開されているドキュメントが示された。
- Reference string parsing and document logical structure software available: ParsCit 110505
- 参照文献情報の抽出・解析用ソフトウェアParsCitの新版リリースのお知らせ。科学論文の分類性能強化や、Omnipage OCR対応、EndNote, MODS, BibTeX文献管理ツール等へのエクスポート機能強化など。
- OIA Feeds
- OAI-PMHを通じたデータ提供をリポジトリソフトウェア無しで実現するには?という質問。標準仕様を読むようにという回答や、OAI静的リポジトリの文書を参照するようとの回答があった。また、JISCの助成による過去のプロジェクトで静的リポジトリのガイドライン作成プロジェクトがあったとの報告も。投稿者からはVirtuaシステムに蓄積しているMARCレコードをOAI-PMH経由でDublin Coreで提供したいので、他のオプションを考慮のうえVuFindを検討予定との補足あり。さらに、XC OAI Toolkitが良いのではとの提案や、VuFind導入館としてサザンクイーンズランド大学とアイルランド国立図書館が紹介あり。一方、Virtua最新版では本体にOAI-PMH対応が追加されたとの話題提供も。
- PDF->text extraction
- 英国Open UniversityのCOREプロジェクトが論文の類似度を測る試みを実施しているのだがとして、ハーベストしたPDFからテキスト抽出する処理について質問。iTextでは抽出テキストの質に問題があり、PDFBoxではパフォーマンスの問題があったとのこと。Xpdfのpdftotextではどうかとの回答多し。DocsplitはRubyで書かれておりテキスト抽出できない文書はOCRまでかけられるという紹介や、また、ApertureはJavaベースの文書処理ライブラリでPDF対応も含まれているとの情報提供もあり。tikaも未成熟なApacheプロジェクトだがとの断り付きで紹介あり。PDFlib + TETはもっともよく使われている商用パッケージではないかとの紹介もあり。PDFBoxでは最近のPDFバージョンへの対応がよろしくなく、XeroxのPDF-to-XMLやAdobeのPDF Library SDKはどうかといった提案あり。
- source of marc geographic code?
- MARCの地理区分コードの電子化データがあるか?との質問。LCサイトにあるHTML版をスクレーピングして使っていたがHTML構造が変更されてしまったので、とのこと。LCの典拠データサービスのサイトにRDF形式等で取得できる[2]との回答あり。また、LC担当者からもMARC標準のサイトでXML形式が2007年からダウンロードできるようにしているとの回答あり。地理区分コードのページの末尾からリンクされていたものと報告あり。
- call for programmers who know Koha!
- KohaをOPACに使っているカートゥーンスタディーズセンター図書館員から、Library Thing For Libraries (LTFL)の提供しているタグデータとローカルのデータを組み合わせて表示する方法等を実現したいので、Kohaプログラマーを求めているとの募集あり。
June 12 - June 18編集
- Re: Code4Lib 2012 Seattle Update.
- 前週に引き続き、2012カンファレンスのスポンサーについての話題。今回のシアトルは大都市圏でかなりの出費が予想されるため、参加登録費($200近辺が想定される)をできるだけ抑えるために、スポンサー獲得、そもそもの開催地決定のための方式、運営方式をどうすべきか議論が行われた。C4LサイトのDrupal設定が変更されスポンサー募集ページが作られた。
- Representing copyright holder in MODS
- ドキュメントを見る限りMODS内で著者権保持者の情報を書き込むフィールドが無いようにみえるのだが?という質問。accessCondition要素や、<name>要素を使う例が示された。
- Drupal Interest Group Meeting at Annual
- ALA年次大会でのDrupalユーザミーティングの案内。XC, モバイル対応などの講演あり。
- stemming in author search?
- Solrではステミング(語幹抽出)がデフォルトで施されるが著者名フィールドもステミングかけているか?という質問。VUFindだとデフォルトでステミングしてしまうがこれに気付いてオフにしたという報告や、Soundex対応しているので通常のステミングよりはそちらがよいかも、という応答があった。
- JHU integration of PD works
- ジョンズ・ホプキンス大学図書館OPACでのパブリックドメイン書籍のオンライン版へのリンク表示例(実装はBlacklightとUmulautによる)が示され、このようなリンク提示やOPAC連携が広がらない理由等について議論。市場にこういった機能を持つ製品が出てこない点を鶏・卵問題なのだとする議論や、OpenLibrary API、Evergreenでの連携についての情報提供、書誌同定の精度によりリンク誤りとなってしまう可能性などについて議論された。
- Islandora Camp T-Shirt Design
- Islandora Camp 2011で使われるTシャツデザイン募集のお知らせ。
- Institutional Repository Bibliography, Version 4
- 機関リポジトリにかかわる参照文献書誌リスト第4版を公開したというお知らせ([[3]])。
- Code4Lib 2012 Volunteers
- ワシントン大iSchoolの院生からのボランティア応募したいという申し出に対し、2012カンファレンスでのボランティア情報はウィキサイトに書き込んでほしいと応答。
- Presentation on LC's Authorities and Vocabularies as Linked Data
- ALA年次大会での標記の講演についてのお知らせ。
- Randy Fischer....................................VACATION MISFORTUNE
- 旅先で強盗にあって金を盗られたので至急送金してほしいという(有名な?)詐欺メール・・・。アカウントハックを指摘する声やジョークを返す返信あり。
June 5 - June 11編集
- Diva.js 1.0 Released
- ブラウザ上で高精細画像を閲覧するためのライブラリ Diva.js のリリース報告。
- Code4Lib 2012 Seattle Update.
- Code4Lib 2012カンファレンスの会場として「Renaissance Hotel」を確保できました!という報告。日程についての確認(2012年2月6-9日)やスポンサーとしてホストしたいという提案あり。
- RDF for opening times/hours?
- 開館時刻を提供するモバイル向けのウェブサービスを作っているのだが、RDFで手軽にこのような情報を提供する書式・フォーマットはないか?という質問。開館時刻は時期により夏休み期間等の例外情報を保持したり、今から数時間は空いているといった情報を柔軟に提供できる必要がある(RDFスキーマ?)。iCalendarベース、HTML5 Microdata、Good Relationsオントロジー+OpeningHours仕様、Schema.RDFS.orgを示す提案あり。また、schema.orgのopeningHoursスキーマ例でその表現力について議論やタイムゾーン対応での注意点、グーグルカレンダーをクライアントとして使う際のユーザ体験について議論が行われた。
- VIAF APIs
- VIAFデータの検索APIはあるか?という質問。OCLCが提供しているドキュメントが紹介された。
- MAF-LT Announces Gold Release of Ibidem v1.0 Digital Library System
- Greenstoneの拡張ツールとして、入力時の統制語彙をサポートするツール「Ibidem」のリリース案内。
- Same CMS for both Intranet and Public websites?
- 公開版ウェブサイトと学内イントラネットとで同一のCMSを利用しているひとがいるか?という質問。CMSの使い勝手・お勧めについて質問。Cascade、Drupal、Confluence、DrupalとMediaWikiの併用、Silverstripe CMS+ウィキツール(dokuwiki)などでのそれぞれを勧める声とそれらの利点・欠点などが挙げられた。
- OCLC Search API with blank ISBN always returns The Social Network
- OCLC APIのISBN検索で空のISBNコードをキーワードで渡すと、『The Social Network』のサウンドトラックが返ってくるのはなんで?という質問。OCLCの開発チームより、バグ報告ありがとう、直しました。との報告あり。
- PastPerfect->MARC
- 古いPastPerfect 4システムの書籍データをMARCレコードにして図書システムにインポートするにはどうすればいい?という質問。XMLエクスポート機能があるので、MaRCXMLにしてから、MaRCeditで変換すれば使えるのではという返答あり。
May 29 - June 4編集
- A "right" way for recording a place name?
- 地名をどういう書式で記録すればよいかという点について議論。LCの件名典拠と名称典拠での例が出された。
- wikipedia/author disambiguation
- 書誌データの著者項目から自動的にウィキペディアへリンクする方法、という前週から引き続きの話題。ウィキペディアのAuthority Controlテンプレートの使用法とOCLC側でのLCCNリンクが動作しない問題につき報告された。またもともとドイツ語版ウィキペディアから移入された当該テンプレートを言語版をこえて自動で更新できないかという提案もあった。
- Re: What does my solr index have against carbon dioxide?
- 全文検索エンジンSolrで「二酸化炭素」の同義語としてCo2を設定するためのテストが動作しない問題につき質疑。SynonymFilterFactoryのドキュメントを見るとよいのではという提案があった。
- Re: Seth Godin on The future of the library
- 人気作家/ブロガーのSeth GodinのサイトにあがったThe future of the libraryという記事についての議論。先週からの続き。ウェブ上のフリーなリソースをどのように図書館が扱うべきか、コレクション構築の手段等について熱い議論が交わされた。
- Re: Adding VIAF links to Wikipedia
- OCLCリサーチでは英語版ウィキペディア上でVIAFへのリンクを付与するのに苦労していたが、OpenLibraryも同様の試みを始めているようで、これらの提案を通すため、ウィキペディアコミュニティ内外での後押しをお願いしたい。既存のウィキペディアコミュニティとMLA連携の窓口になっているGLAM-Wikiプロジェクトを通すのがよいのではないかという提案あり。
- Precision and Recall
- 図書館の同僚が書いている論文中で「データベースにおける品質としての精度と再現率」に言及しており、そのための参照文献がほしいという質問。この分野では"Modern Information retrieval"が定番のテキストだろうという回答や、SIGIR Museumをあたるとよいのではという回答などがあった。
- z39.50 and write operations
- ノートルダム大ではシステム更新によりMARCレコードの入力にZ39.50を使うのだが更新もZ39.50でできるとベンダーに言われたがこれは本当か?という質問。Z39.50拡張機能に更新の機能があるとの回答あり。ExLibrisのAlephでも可能か?との追加質問にも、Z39.50 Register of Implementorsのリストによれば対応しているらしいとの回答あり。
- Is there a (current) CONTENTdm support group?
- CONTENTdmのユーザグループのようなものはあるか?という質問。CONTENTdmのウィキを立てて、Github上でコード共有できるとうれしいという回答あり。