「C4ljp2013/presentation」の版間の差分

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::大学の学部図書館向けではあるが、それを実証すべく開発・公開してきたBe-ビブリオ、Wikipediaタガー、難語レポーターなどツール(いずれも東京大学の「図書系職員のためのアプリケーション開発講習会」のサイトにて公開)開発してきた。これらツールや検討中のアイデアについて紹介する。これらの技術を組み合わせたトータルシステムについても考察する。
::大学の学部図書館向けではあるが、それを実証すべく開発・公開してきたBe-ビブリオ、Wikipediaタガー、難語レポーターなどツール(いずれも東京大学の「図書系職員のためのアプリケーション開発講習会」のサイトにて公開)開発してきた。これらツールや検討中のアイデアについて紹介する。これらの技術を組み合わせたトータルシステムについても考察する。


===<span id="hayashi">大規模システムリプレースと持続的な図書館システムの運用及び機能の継承 (林 賢紀)</span>===
===<span id="hayashi">[http://www.slideshare.net/TakanoriHayashi1/c4-ljp-2013contzhaya 大規模システムリプレースと持続的な図書館システムの運用及び機能の継承 (林 賢紀)]</span>===
:: 農林水産省農林水産研究情報総合センター(以下、「情報総合センター」という。)においては、農林水産省が所管する試験研究機関の書誌所在情報の共有と図書館業務の効率化のため1996年より52の研究拠点で共用する図書資料管理システムを運用しており、2002年からは農林水産関係試験研究機関総合目録として一般公開を開始した。試験研究機関に所属する専門図書館では、研究報告等の灰色文献が主たる蔵書であり、その公開は農林水産分野の研究者のみならず一般への研究成果の公開と普及へ繋がるものである。
:: 農林水産省農林水産研究情報総合センター(以下、「情報総合センター」という。)においては、農林水産省が所管する試験研究機関の書誌所在情報の共有と図書館業務の効率化のため1996年より52の研究拠点で共用する図書資料管理システムを運用しており、2002年からは農林水産関係試験研究機関総合目録として一般公開を開始した。試験研究機関に所属する専門図書館では、研究報告等の灰色文献が主たる蔵書であり、その公開は農林水産分野の研究者のみならず一般への研究成果の公開と普及へ繋がるものである。
:: 情報総合センターでは、単にOPACとして農林水産関係試験研究機関総合目録を公開するだけでなく、RSS、OpenSearch、OAI-PMH、SRUなどのAPIの実装により多くのメタデータフォーマットで目録情報を機械的に提供することで、この使命を果たすべく多くの手段で書誌所在情報の提供と共有を図ってきた。また、国立国会図書館サーチなどとのAPIを介した連携を可能にしたことにより、新たな図書館サービスの可能性を提示した。
:: 情報総合センターでは、単にOPACとして農林水産関係試験研究機関総合目録を公開するだけでなく、RSS、OpenSearch、OAI-PMH、SRUなどのAPIの実装により多くのメタデータフォーマットで目録情報を機械的に提供することで、この使命を果たすべく多くの手段で書誌所在情報の提供と共有を図ってきた。また、国立国会図書館サーチなどとのAPIを介した連携を可能にしたことにより、新たな図書館サービスの可能性を提示した。
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