「C4ljp2013/presentation」の版間の差分

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::2013年8月に香港で開催されるWikimania2013にて実施するキーノートスピーチを踏まえて、Open GLAM JAPANの設立を提起し、同時にGLAM/MALUI/MLAKコミュニティーがOpen DataやOpen Governmentの動向に対して行える具体的な貢献の3事例を紹介します。
::2013年8月に香港で開催されるWikimania2013にて実施するキーノートスピーチを踏まえて、Open GLAM JAPANの設立を提起し、同時にGLAM/MALUI/MLAKコミュニティーがOpen DataやOpen Governmentの動向に対して行える具体的な貢献の3事例を紹介します。


===<span id="maruyama">多種類情報資源相互参照システム―叡智の銀河コンセプト― (丸山 高弘)</span>===
===<span id="maruyama">[http://www.slideshare.net/maru3/2013-25978731 多種類情報資源相互参照システム―叡智の銀河コンセプト― ](丸山 高弘)</span>===
::パソコン用RDBSのFileMakerを使って、多種類の情報を相互に関係づけるシステム「叡智の銀河」のコンセプトを発表します。人物と人物、人物と組織、組織と場所、場所とイベント…様々な情報は相互関係によって、原子が分子へ、分子が有機体へと成長するように、情報が知識へ、知識が物語へと組織化され成長してていきます。そんな情報の振舞を、リレーショナルデータベースで構築するためのスキーマをシンプルな構造で表現します。Linked Open Dataとは少し違ったアプローチかもしれませんが、図書館が本という単位にしばられることなく、将来は記述されている情報のひとつひとつが相互に関連づけられて検索可能になるものと考え、その原始的なシステムとなる可能性を持っている…かもね。
::パソコン用RDBSのFileMakerを使って、多種類の情報を相互に関係づけるシステム「叡智の銀河」のコンセプトを発表します。人物と人物、人物と組織、組織と場所、場所とイベント…様々な情報は相互関係によって、原子が分子へ、分子が有機体へと成長するように、情報が知識へ、知識が物語へと組織化され成長してていきます。そんな情報の振舞を、リレーショナルデータベースで構築するためのスキーマをシンプルな構造で表現します。Linked Open Dataとは少し違ったアプローチかもしれませんが、図書館が本という単位にしばられることなく、将来は記述されている情報のひとつひとつが相互に関連づけられて検索可能になるものと考え、その原始的なシステムとなる可能性を持っている…かもね。


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::オープンソース図書館システム enju を各館に導入するにあたり、様々な要望が出てくる。それらの要望に対応する技術的手法と jenkins を使った継続的インテグレーションを紹介する。
::オープンソース図書館システム enju を各館に導入するにあたり、様々な要望が出てくる。それらの要望に対応する技術的手法と jenkins を使った継続的インテグレーションを紹介する。


===<span id="kato">地道に震災アーカイブ (加藤 孔敬)</span>===
===<span id="kato">[http://www.lib-city-hm.jp/lib/2012ICT/shinsai2012.html 地道に震災アーカイブ(加藤)]</span>===
::先人は震災の記録は、口承や石に刻んだり津波の終着点をお地蔵さんで印したり、三陸地震津波やチリ地震津波では、自治体によっては津波誌などを作り、先人は伝え危機感を促してきた。しかし、残念ながら世代交代や全ての風化、かってない大規模な震災によって活かしきれなかった。一方、この震災では、生活は復興の道半ば。当市人口の2割弱が仮設暮らしで、ある学校では7割の児童が仮設から登校という状況。しかし、日々忙しい中で記憶は薄れる。私たちはこのような悲劇を繰り返さないためには何ができるだろうか。図書館が出来ることは、図書館が未来の人達に残せるものは何か。
::先人は震災の記録は、口承や石に刻んだり津波の終着点をお地蔵さんで印したり、三陸地震津波やチリ地震津波では、自治体によっては津波誌などを作り、先人は伝え危機感を促してきた。しかし、残念ながら世代交代や全ての風化、かってない大規模な震災によって活かしきれなかった。一方、この震災では、生活は復興の道半ば。当市人口の2割弱が仮設暮らしで、ある学校では7割の児童が仮設から登校という状況。しかし、日々忙しい中で記憶は薄れる。私たちはこのような悲劇を繰り返さないためには何ができるだろうか。図書館が出来ることは、図書館が未来の人達に残せるものは何か。
::歩みは小さいが、震災に関するチラシ等の資料や市民の記憶にある資料(震災の記憶)を収集してきた。また、昨年度は防災科学研究所と共同で、「キッズ震災アーカイブワークショップ」を開催。今年度においては津波の浸水高ワークショップを開催中。また定点観測を東北アーカイブ(特定非営利法人)の協力で実施を予定。無理なく業務の合間にプラスワンでアーカイブについて話題提供をしたい。
::歩みは小さいが、震災に関するチラシ等の資料や市民の記憶にある資料(震災の記憶)を収集してきた。また、昨年度は防災科学研究所と共同で、「キッズ震災アーカイブワークショップ」を開催。今年度においては津波の浸水高ワークショップを開催中。また定点観測を東北アーカイブ(特定非営利法人)の協力で実施を予定。無理なく業務の合間にプラスワンでアーカイブについて話題提供をしたい。

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