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saveMLAKは、COVID-19の感染拡大による図書館の被害状況について調査してきた。saveMLAK とは、博物館・美術館(M)、図書館(L)、文書館(A)、公民館(K)(M+L+A+K=MLAK)の被災・救援情報サイトおよび団体である。同団体は、COVID-19の感染例が発見された2020年5月から定期的に図書館の休館状況を調査してきた。本調査の特徴は、エビデンスの保存先としてウェブアーカイブを活用している点である。ウェブアーカイブとは、ある時点のウェブページを保存し、ウェブサイトの時系列的な変化をアーカイブする事業である。covid19図書館調査では、Internet Archiveなどのウェブアーカイブサービスを活用し、COVID-19の感染拡大の影響で休館した図書館のウェブサイトを保存してきた。しかし、現時点ではウェブサイトの保存に留まり、その活用についてはまだ十分に検討できていない。そこで本発表では、ウェブアーカイブとは基礎知識からはじまり、近年の技術動向や研究動向を紹介することで、saveMLAK が残してきた調査の記録の活用について展望する。 | saveMLAKは、COVID-19の感染拡大による図書館の被害状況について調査してきた。saveMLAK とは、博物館・美術館(M)、図書館(L)、文書館(A)、公民館(K)(M+L+A+K=MLAK)の被災・救援情報サイトおよび団体である。同団体は、COVID-19の感染例が発見された2020年5月から定期的に図書館の休館状況を調査してきた。本調査の特徴は、エビデンスの保存先としてウェブアーカイブを活用している点である。ウェブアーカイブとは、ある時点のウェブページを保存し、ウェブサイトの時系列的な変化をアーカイブする事業である。covid19図書館調査では、Internet Archiveなどのウェブアーカイブサービスを活用し、COVID-19の感染拡大の影響で休館した図書館のウェブサイトを保存してきた。しかし、現時点ではウェブサイトの保存に留まり、その活用についてはまだ十分に検討できていない。そこで本発表では、ウェブアーカイブとは基礎知識からはじまり、近年の技術動向や研究動向を紹介することで、saveMLAK が残してきた調査の記録の活用について展望する。 | ||
==ライトニングトーク発表== | ==ライトニングトーク発表== |