「C4ljp2017/presentation」の版間の差分

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::発表者はCode4Lib JAPAN Conference 2014(於:鯖江市図書館)において、「図書館司書課程授業におけるウェブサイト評価の実践の試み」としてライトニングトークを行った。ここでは辞書・事典類に相当するウェブサイトに焦点を当てたが、今回はさらなる教育実践報告として、日本の公立図書館と地方自治体のウェブサイトをめぐる評価について発表し、関係者との関心の共有と議論につなげたい。今回のポイントは、「自治体としての情報発信の責務」への認識である。つまり、自治体として図書館をどのように位置づけているか。また、住民サービスだけでなく、統治・運営に関する情報を、どこまで、どのように発信しているか。さらに、よりよい情報発信のためにどのような課題があるか、といった点を、履修者に認識してもらうことをねらいとして、ウェブサイト評価の課題を行ってきた。この取り組みを通じ、「自治体の財政面での余裕の多寡と、恵まれていない自治体・図書館でも行える工夫」「外部からの調達の実態」「アクセシビリティや外国語発信の徹底度」「自治体としての情報発信の一貫性の程度(例えば広報について)」といった点を、学生が見いだせたのでは、と考えている。つまり、ウェブサイトを注視・分析するだけでも、図書館ないし自治体の運営をめぐる課題が見えてくる、ということである。なお、今回の発表は、天理大学および京都大学における「図書館情報技術論」(図書館司書資格科目)、ならびに同志社大学大学院図書館情報学コースにおける科目「図書館情報学研究(政府情報論)」の授業での実践をもとにしている。また本発表はJSPS科研費JP16K00454による成果の一部である。
::発表者はCode4Lib JAPAN Conference 2014(於:鯖江市図書館)において、「図書館司書課程授業におけるウェブサイト評価の実践の試み」としてライトニングトークを行った。ここでは辞書・事典類に相当するウェブサイトに焦点を当てたが、今回はさらなる教育実践報告として、日本の公立図書館と地方自治体のウェブサイトをめぐる評価について発表し、関係者との関心の共有と議論につなげたい。今回のポイントは、「自治体としての情報発信の責務」への認識である。つまり、自治体として図書館をどのように位置づけているか。また、住民サービスだけでなく、統治・運営に関する情報を、どこまで、どのように発信しているか。さらに、よりよい情報発信のためにどのような課題があるか、といった点を、履修者に認識してもらうことをねらいとして、ウェブサイト評価の課題を行ってきた。この取り組みを通じ、「自治体の財政面での余裕の多寡と、恵まれていない自治体・図書館でも行える工夫」「外部からの調達の実態」「アクセシビリティや外国語発信の徹底度」「自治体としての情報発信の一貫性の程度(例えば広報について)」といった点を、学生が見いだせたのでは、と考えている。つまり、ウェブサイトを注視・分析するだけでも、図書館ないし自治体の運営をめぐる課題が見えてくる、ということである。なお、今回の発表は、天理大学および京都大学における「図書館情報技術論」(図書館司書資格科目)、ならびに同志社大学大学院図書館情報学コースにおける科目「図書館情報学研究(政府情報論)」の授業での実践をもとにしている。また本発表はJSPS科研費JP16K00454による成果の一部である。
:: 発表スライド: https://www.slideshare.net/takashikoga5439/ss-79385448


===<span id="hayashi">「CMSを利用したWebサイトの構造化の検討」(林賢紀)</span>===
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