4
回編集
([fix]不要な句点を削除) |
編集の要約なし |
||
18行目: | 18行目: | ||
<p>表示された結果をコピーしてExcelに貼り付け、「データ」タブ > 「区切り位置」 > 「スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ」を選択して区切ると容量のみの列を作成できます。<br /> | <p>表示された結果をコピーしてExcelに貼り付け、「データ」タブ > 「区切り位置」 > 「スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ」を選択して区切ると容量のみの列を作成できます。<br /> | ||
コマンドの結果はbyte単位のため、CONVERT関数を使用して適切な単位に変換してください。</p> | コマンドの結果はbyte単位のため、CONVERT関数を使用して適切な単位に変換してください。</p> | ||
=== Power Automate Desktop によるアイテム登録作業の自動化=== | |||
Power Automate Desktopを利用して、アイテム登録作業の一部を自動化しています。<br> | |||
SHERPAやSCPJの検索結果画面を表示したり、WEKO3のメタデータ入力画面の入フィールドを表示したり、CrossRef や CiNii Research、 PubMed からデータを取得して入力フィールドに自動入力したりしています。<br> | |||
Power Automate Desktop によるこれらの作業は、1件あたり2~3分程度かかります。<br> | |||
その後、手作業で著者DBから著者レコードのリンク、ファイル登録、キーワード・抄録等の入力、インデックスの指定等を行って登録しています。<br> | |||
==== Power Automate Desktop のアクション ==== | |||
入力フィールドを表示するための項目のクリックは、「ブラウザー自動化」→「webページのリンクをクリック」以下のアクションを使用しています。<br> | |||
アクションの詳細設定で「物理クリックを送信」をオフにしています。<br> | |||
フィールドへの入力や選択、ボタンのクリックは、「ブラウザー自動化」→「webフォーム入力」のアクションを使用しています。<br> | |||
==== WEKO3 メタデータ入力画面のUI要素の特定方法 ==== | |||
Power Automate Desktopの「レコーダー」や「UI要素を調査する」でUI要素を追加することができます。<br> | |||
ただし、そのままでは入力フィールド等を認識できないことが多く、セレクターを編集する必要があります。<br> | |||
WEKO3 の場合、メタデータ入力画面のinputタグおよびselectタグの属性の値は、メタデータ項目の内部キー(一括インポート用テンプレートの2行目の項目)が元になっています。<br> | |||
ブラウザの開発者ツール等で、タグの属性値がどのようになっているか調べることができます。 | |||
* inputタグ(テキスト入力フィールド)・・・id属性およびname属性が設定されています。 | |||
* selectタグ(セレクトボックス)・・・name属性が設定されています。 | |||
{| class="wikitable" | |||
|+ 例 | |||
|- | |||
! ラベル !! 内部キー !! HTMLタグ !! name属性 !! id属性 !! セレクタの例 | |||
|- | |||
||書誌情報.発行日.日付 ||.metadata.item_10001_biblio_info_7.bibliographicIssueDates.bibliographicIssueDate ||input ||bibliographicIssueDate ||なし ||input[Name="bibliographicIssueDate"] | |||
|- | |||
|資源タイプ.資源タイプ ||.metadata.item_resource_type.resourcetype ||select ||item_resource_type.resourcetype ||なし ||select[Name="item_resource_type.resourcetype"] | |||
|- | |||
|キーワード[0].主題 ||.metadata.item_keyword[0].subitem_subject ||input ||item_keyword.0.subitem_subject ||subitem_subject ||input[Id="subitem_subject"][Name="item_keyword.0.subitem_subject"] | |||
|- | |||
|キーワード[0].言語 ||.metadata.item_keyword[0].subitem_subject_language ||select ||item_keyword.0.subitem_subject_language ||なし ||select[Name="item_keyword.0.subitem_subject_language "] | |||
|} | |||
キーワードのように繰り返しがあるフィールドの場合は、セレクタに正規表現を使うことですべてに認識させることができます。<br> | |||
例えば以下のようにすると、同じ項目の最後のフィールドのUI要素にヒットさせることができます。<br> | |||
例: select[Name@="item_keyword.+.subitem_subject_language "]:eq(0) <br> | |||
繰り返しフィールドを追加するための「+New」ボタンは、ボタン単独では識別できないようです。<br> | |||
代わりに button より上位にある div タグの ng-model 属性で識別しています。<br> | |||
こちらもメタデータ項目の内部キーの一部が設定されているようです。<br> | |||
自動で作成されるUI要素のセレクターには ng-model 属性が表示されませんので、セレクターのテキストエディタをオンにして手入力しています。<br> | |||
例: div[Ng-model="model['item_keyword']"] button[Class="btn btn-success pull-right"][Type="button"]:eq(-1)<br> | |||
入力フィールド表示のためにクリックするUI要素は、anchorタグを使用しています。<br> | |||
セレクターのテキストエディタをオンにして以下のように入力しています。<br> | |||
例: a:contains(" キーワード") <br> | |||
== 設定 == | == 設定 == |
回編集