発表タイトル

提供:Code4Lib JAPAN
< C4ljp2014
2014年9月8日 (月) 00:41時点における210.160.237.22 (トーク)による版
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基調講演

「文化資源のデジタル化とその課題」(福島 幸宏(京都府立総合資料館))

通常発表(7件)

司書が作るオープンデータ ~スマホアプリで京都の観光資源に~(是住 久美子)

京都府立図書館で働く職員の自己学習グループ「ししょまろはん」において、京都が出てくる小説やマンガ・ライトノベル等のデータを集め、地理情報やオススメ度などを付与し、オープンデータとして公開した。
すぐにこのデータを用いたスマートフォン用のアプリが作成され、小説等に出てくる場所を巡ることができるようになるなど、観光資源として活用されている。このような「ししょまろはん」の活動を紹介したい。

Drupalを活用したOpen Linked Dataの実践的試行環境の構築(林 賢紀)

Open Linked Dataの利活用が注目されているが、実際のサービスでどのように利用するか、また既存のWebサイト上の情報をどのようにLODとして扱うのかについての実践例は国内でも少ないところである。
一方、農業分野では、既存のCMSの一つであるDrupalを国際連合食糧農業機関(FAO)が中心となってカスタマイズし、RDFやOAI-PMH、またSPARQL Endpointを標準で取り扱えるようパッケージングされたAgriDrupalが情報共有のために用いられている。
そこで、このAgriDrupalを使用してデータ等の公開を行うWebサイトを試行的に構築したので、その概要を報告する。

図書館ひっこしらくらくキット』~配架計画支援アプリ『連番くん』及び書架棚見出し出力器『見出しちゃん』の作成による図書館の引っ越しに伴う作業の効率化~(石田 唯)

配架計画支援アプリ『連番くん』及び書架棚見出し出力器『見出しちゃん』の紹介。
[背景]
2012年、東京大学法学部では建物の耐震改修工事が完了したため、70数万冊の蔵書を新装成った図書室へ移転しなければならなかった。膨大な数の図書を運び出して、6フロアに及ぶ書庫に整然と配架し、再び利用者が使える図書室にするためには、綿密な配架計画が必須であった。70数万冊といえば段ボール詰めにして約7万箱。全ての箱に番号ラベルを貼付し、何番の箱をどの書架のどの段に入れるのか、将来的な増加分を見越してプランを立てる「配架計画」には、延べ4万段に及ぶ全て書架の立面図を作成し、各段に戻す図書の箱番号を振る作業が必要となり、かかる時間と労力は膨大なものになることが予想された。さらに箱に貼るラベルと行き先の棚に貼る指示ラベルの作成も必要であった。書架の側面には、その書架にどんな図書が配架されているかがわかるように見出しを付けるのだが、この必要枚数も650枚が見込まれた。そこで、配架計画支援アプリ『連番くん』及び書架棚見出し出力器『見出しちゃん』を作成した。
[機能]
『連番くん』では、EXCELシート上への本棚の作図、各段に見立てたセルへの自動連番付与、ラベル印字内容の自動取得及び適切な形式での出力が可能である。書架棚見出し出力器『見出しちゃん』では、配架されている分類の最初と最後、見出しの色を表形式で入力すると、見出し用紙に合わせた大きさ、デザインで出力する。あとはプリンタにお任せである。

配架図が変われば図書館が変わる~Haikaプロジェクトのコンセプト(吉本 龍司)

配架図とは「館内案内図」とも呼ばれ、資料(本や雑誌)が図書館のどこに置かれているかを示したものです。配架図を再利用しやすい構造化データとして扱うことで、様々な技術と組み合わせて本はもっと探しやすくなるはずです。そこで、カーリルではまず配架図を編集するエディタに取り組むことになりました。
現在進行中のカーリルHaikaプロジェクトの現状やコンセプトについて発表します。

Next-L Enju 機関リポジトリモジュール(田辺 浩介)

Next-L Enjuを機関リポジトリとして動作させるためのモジュールを開発しています。他の機関リポジトリ構築