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2015年7月26日 (日) 07:24時点におけるKiyota yoji (トーク | 投稿記録)による版 (→‎ライトニングトーク(最大20件): LT5件を追加)


基調講演

基調講演(小林 龍生氏(有限会社スコレックス))

To be announced.

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通常発表(10件)

NDLラボサーチ ~軽快なディスカバリーサービスと実験的機能の紹介(池田 光雪)

国立国会図書館電子情報部電子情報サービス課次世代システム開発研究室では,図書館に関わるシステムの開発に供するため様々な実験的なサービスの開発を行っている.2013年9月にはNDLが持つデータを対象とした新たなディスカバリーサービスとしてNDLラボサーチを公開し,現在に至るまで開発を続けている.NDLラボサーチについて2014年にはEnd-User ProgrammingやAPI First,Modularityといった開発理念についてライトニングトークを行ったが,今回は実験的な機能に焦点を当てた紹介を行う.具体的には(1) 全レコード表示からの絞り込み,(2) キーワードによる絞り込み,(3) NOTファセット,(4) 表示形式の切り替え,(5) 著作数順ソート,(6) ブックマーク及びそのエクスポート機能,(7) ブックマークを元にしたレコメンドなどを紹介し,これからの図書館システムに求められる機能について広く議論を行う.

NDCのLinked Data、あなたならどう使う?(福山 樹里)

国立国会図書館と日本図書館協会(分類委員会)は、日本の標準分類法である「日本十進分類法(NDC)」をLinked Data形式化するため、2015年4月から共同研究を行っています。発表では、その途中経過を報告し、今後の研究に活かすため、ご参加の皆様のご意見をうかがいたいと思います。

電子ジャーナルリスト徹底活用法 - 楽しい電子ジャーナル管理のために(田辺 浩介)

電子ジャーナルの管理を担当されているみなさん、電子ジャーナルリストのファイルが簡単に入手できることをご存じでしたか? 実は意外にあちこちで入手できるジャーナルリスト、それ自体は単なるExcelやCSVファイルなのですが、ちょっと他のシステムやデータと組み合わせるだけで、おもしろいことができるのです。
この発表では、現在一般に入手できる複数のジャーナルリストを紹介し、またそれをNext-L Enjuのような図書館システム、ORCIDのような外部サービスと結びつけることで、図書館業務にどのように役立てることができるかをお見せします。

学生からの回答を元に誤りパターンを蓄積することで成長する自習用教材の開発(原田 隆史)

本研究の目的は、司書課程における分類付与演習システムの開発である。本システムでは従来の演習形式を改善するために、目次やあらすじなどWeb上の資料などを用いて分類付与演習をできるようにした。また、学生の回答データを蓄積し、その誤りパターンに対応するルールを元に、学生が誤解答を行った場合には蓄積された誤りパターンに応じて適切な指摘を行い、もしシステム未登録の誤回答が提出された場合には、担当教員団に対して連絡が送られ、学生が提出した誤答を分析して新たなルールを追加できる仕組みの構築を試みた。

図書館の大規模データ処理に「Google BigQuery」を使ってみよう(吉本 龍司)

カーリルでは、日々発生するデータの統計処理にGoogleのビックデータ解析基盤である「Google BigQuery」を導入しています。これにより、スクレイピングの精度向上や、特定の地域内のラスト1を検出することなどが高速かつ低コストで実現可能になりました。実際に稼働しているプログラムをもとに、データの投入から、従来のシステムとの連携、データ活用の可能性について発表します。

ウィキペディアを介してまちと図書館をつなぐ試み「ウィキペディア・タウン」(小林 巌生)

地域の特徴となる歴史的、文化的、地理的、社会的なヒト・コト・モノに着目し、ウィキペディアの記事化するワークショップ手法である「ウィキペディア・タウン」。当ワークショップではグループにわかれて街歩きを兼ねて現地調査を行い、図書館や資料館などの文化機関で文献を参照しながらウィキペディアの記事を執筆する。ウィキペディアタウンの由来はイギリスのモンマウスという田舎町が観光施策としてウィキペディアにまちの記事を多く書き込み、ウィキペディアを運営するウィキメディア財団から「ウィキペディアタウン」として認定されたのが最初であるが、日本では、2013年にワークショップとして実施され、以来、全国各地へ活動の輪が広がりをみせている。
本発表では「ウィキペディア・タウン」についてこれまでの経緯やワークショップの実施方法について紹介するとともに、ウィキペディアを活用するメリットや課題について考察する。そして、地域と文化機関それぞれにとって「ウィキペディア・タウン」を実施する意義について、「学び」や「アーカイブ」などの側面から考察を加える。

ビブリオバトルLOD : ビブリオバトルイベント情報と書誌情報のリンキング(常川 真央)

現在、図書館における利用者同士が出会うイベントとしてビブリオバトルが全国的に行われている。ビブリオバトルのイベント情報には、発表された本の情報が潜在的に含まれているなど、図書館が従来から扱っている情報とリンキング可能である。これらの情報を活用することで、図書館のコレクションに新たな価値を付加することが見込まれる。しかしながら、現在ビブリオバトルの情報はウェブに分散されており組織化がなされていない。ビブリオバトルLODプロジェクトは、全国のビブリオバトルのイベント情報をLinked Dataの考えに従って組織化し、ビブリオバトルイベントのデータベースを構築するプロジェクトである。本発表では、データベースシステムのプロトタイプを紹介するとともに、実際に作成したデータと図書館蔵書目録データをリンキングする実験をデモンストレーションする。

Yet Another IRDB: 新たな機関リポジトリ分析システムの提案(吉川 次郎)

機関リポジトリは学術情報流通基盤として重要な存在である。特に、平成25年4月の学位規則改定による博士論文のインターネット公表を背景に、今後ますます重要性が拡大することが予想されるほか、朝日新聞社刊行の「大学ランキング」において機関リポジトリランキングが掲載されるなど、機関リポジトリに対する社会的な認知の広がりや、機関リポジトリを大学に対する評価に用いる動きが見られる。したがって、機関リポジトリは学術情報流通基盤であると同時に、社会への情報発信や宣伝としての機能を果たしうる存在であると言える。
日本国内における機関リポジトリのメタデータを収集・分析するためのシステムとしては、国立情報学研究所提供の「IRDBコンテンツ分析システム(以下、IRDB)」が存在するが、同システムの主な提示内容は、分析対象機関全体または個別機関ごとのコンテンツの増減およびコンテンツ種別ごとの内訳などに留まっている。より具体的には、特定のコンテンツ種別について上位の機関名およびその割合を示す、A大学とB大学によるコンテンツの比較を行う、特定コンテンツ種別の搭載が特定年度以降どれくらい増えているかを示す、などの機能は提供されていない。これらを可視化することで、今後の学術情報基盤に関する議論の資料として活用が期待できるほか、大学図書館員の貢献を可視化することで大学図書館員の評価にも繋がることが期待できる。
以上の背景を踏まえ、本発表では、既存のIRDBに実装されていない分析の観点を検討したうえで、「Yet Another IRDB」として試験的に実装したシステムの提案を行う。

図書館での全文検索サービスに向けての点描とそれがもたらし得る可能性(永崎 研宣)

筆者はこの10年ほど、1億字強の仏典データベースSAT DBの全文検索サービスの構築運営をはじめ、人文学のためのデータベースに様々な形で関わってくるとともに、近年は、国立国会図書館での「翻デジ http://lab.ndl.go.jp/dhii/omk2/ 」やCrowd4uとの連携、さらに、東京大学総合図書館所蔵の万暦版大蔵経の高精細画像データベース http://dzkimgs.l.u-tokyo.ac.jp/ の構築を行うなど、図書館の周辺でのデジタル化の仕事にも若干の関わりを持ってきている。いずれにおいても、プログラマとしてプログラミングやシステム構築等の部分から自分で作業していることから、本発表では、これらのシステムの技術的背景について解説するとともに、それがもたらし得る可能性について提示したい。
「翻デジ」は、いわゆるNDLラボにおいて稼働させていただいているクラウドソーシング翻刻システムであり、現状では、近代デジタルライブラリーをターゲットとしたものとなっている。ジョージ・メイソン大学を中心に開発されているメタデータCMS、Omekaとクラウドソーシング翻刻用プラグインであるScriptoを組み合わせたシステムであり、完全にフリーソフトで構築されている。単にテクストデータを作成するだけでなく、近デジの画像資料とのリンクを通じて、グーグル等での近デジコンテンツのヒット率を高めて近デジの有用性を高めるという側面も持っている。
東京大学総合図書館所蔵の万暦版大蔵経の高精細画像データベースは、8000万画素カメラで撮影した画像を元に、タイルイメージを作成し、Openseadragonを使って閲覧できるようにしている。これは原資料の所蔵順序とLinuxのディレクトリを対応させるとともに、SAT DBの仏典目録機能や全文検索機能と緩やかにリンクすることで発見性を高めている。もちろん、これもフリーソフトによって構築されている。
このように、筆者は既存のフリーソフトを活用してサービスの構築を行ってきていることから、この経験を皆様にお伝えしつつ、より良いサービスに向けてのアドバイスをいただきたい。

iBeaconを用いた大学図書館の利用者行動調査:千葉大学附属図書館での実証実験(小野 永貴)

千葉大学附属図書館/アカデミック・リンク・センターは、コクヨファニチャー株式会社と共同で、2015年5月から8月にかけ、利用者行動調査の実証実験を行った。
本実験では、Bluetooth Low Energy(BLE)による屋内測位技術「iBeacon」を用い、図書館内に約300個のビーコン端末(電波発信機)を設置した。そのうえで、実験に協力して頂ける利用者に、入口カウンターで専用のiPhoneを貸与し、そのiPhoneを持ちながら普段通り図書館を利用してもらった。これにより、利用者の移動軌跡データを収集することができ、空間の改善やサービス向上につなげることができると考えた。
本発表では、実験手法の技術的特徴や調査方法の工夫、および約3か月間の実施結果について、速報的に報告したい。また、収集されたデータの概要も紹介し、今後の分析方針の展望についても議論したい。

ライトニングトーク(最大20件)

OSS 資料管理システム kassis orange のご紹介(中村 晃史)

開発中のOSS資料管理システムを紹介します。
オープンソースソフトウェア界の面白そうなテクノロジーを使いつつ、NoSQL データベースである Riakを使ったシステムです。
開発コンセプトの紹介とデモを実施します。

デジタル化されていないアナログなマイクロ資料が、あたかもデジタル資料のごとく利用できる「マイクロ資料遠隔閲覧サービス」の紹介(安東 正玄)

インターネットの普及でデジタル資料へのアクセスが容易になった分、一般的にマイクロ資料の存在は多くの学部学生には知られていないことが多い。(そもそも最近の学生はフィルムを知らないことが多い)
一方近年のマイクロリーダーはマイクロ読取機とそれを操作・閲覧する為のパソコンで構成されている。しかし図書館ではあくまで旧態依然のネットにつながっていないマイクロリーダーの入替としか認識せず、そのマイクロリーダー操作用PCをネット接続させて使うところもほとんどない。
2013年度文科省補助金獲得の為ではあったが、マイクロリーダーをネットに接続した上で、教室・個人研究室からリモートデスク接続で利用できる環境を構築した。
このことで、授業の中で実際にマイクロ資料を遠隔で操作しながらマイクロ資料の存在意義や利用方法などが説明できるようになった。
そもそもマイクロ資料そのものを知らない多くの学生にその存在を知らしめる環境ができた事になる。
この仕組みはマイクロリーダーのパソコン画面を遠隔でのっとる仕組みなので、1つのマイクロ資料をPCモニターで見る行為には代わりが無いので、マイクロ資料を販売している書店からもこのような利用の仕方についても問題ないとの見解を頂いている。
またその仕組みでは、貴重なマイクロ資料を素人が触ることなく、専門家がマイクロリーダーにセットするので、資料の保存面でも適していると言える。
なお、この仕組みを活用すれば、海外の貴重なマイクロ資料を見るために現地に向かわなくても内容を確認する事が可能になる。また、マイクロ資料のペーパービュー利用も視野に入る。
デジタル化されていないアナログなマイクロ資料が、あたかもデジタル資料のごとく利用できるので、一度トライして欲しい。

フロアガイドに記されるテキストの分析ー都道府県立図書館編(阿児 雄之)

図書館や博物館をはじめとする文化教育施設の多くでは、利用者に向けて「フロアガイド(施設内案内地図)」を作成している。しかし、商業施設に比べて、機能変更に伴ったフロアガイドの更新は金銭的・技術的に頻繁に行うことが難しい状況である。
一方、誰もが自由に地図を描画・利用できるOpenStreetMapや、収蔵資料や施設機能を広く公開共有するOpenGLAMという活動が盛んになっている。発表者は、これら技術や蓄積データを活用してガイドマップを作成する環境の構築を試みている。
ガイドマップ作成に携わる時、マップに何を記載するかを選択しなければならない。その参考となる語彙集の作成を試みの一課題として進めている。本発表では、都道府県立図書館のWeb siteに掲載されているフロアガイドを対象にして、ガイド記載語句を抽出し、頻度や紹介される空間ならびに機能などの特徴を分析した結果を発表する。

動画教材を活用して知の収集、蓄積、共有を行うグループ学習支援システムの考察(田邊 稔)

本システムのベースとなるコアモジュールは、再生される動画の各シーンに対して複数の専門家から知識を断片的に収集するためのものであり、投稿された知識を視聴中のビデオにおける再生時間と結びつけることにより、知識をビデオのシーンにマッピングする知識投稿の機能を提供する。今回発表の趣旨は、これらの機能を学生の学習支援ツール向けに適用することである。具体的には、オンライン、オフラインを問わず、動画教材をグループで視聴しているメンバーの直観的反応や意見、感想、アイデア等をタイムラインで捕捉し、知を収集・蓄積・共有し分析する。その分析情報を元に、自分を客観的に把握することが可能となる。また、図書館が所蔵、契約する情報とマッピングした文献のレコメンドも可能とする。グループのメンバー同士で知を積み上げ、新たな知を生産して行くための循環型学習支援ツールを考案する。

地域資料収集システムについて(粟津 美晴)

地域資料収集システムのご提案
○地域資料の収集に対する図書館の捉え方
 地域収集の収集は、市町村立図書館の必須の役割であり、後世に資料を残すことが図書館の責務である
○地域資料収集の所属図書館での現状
・地域関連情報リストに記載のある人や場所などに関係する資料の購入を実施している
・指定の地域に関係する人の最新情報があれば、地域関連情報リストを更新する
 (場所は、あまり変動がないため更新することが基本的にはない)
【購入する本の探し方】
・出版社や書店のインターネット情報を検索
・書店や出版社が図書館に持ってくる本の中身を実際に読む
・休日等を利用して、書店に行って本を探す
【地域関連情報リストの内容】
・地域にゆかりがある人(出身者、在住者、在勤者、元在住者)
・地域にゆかりがある場所(川、山、施設など)
○地域資料収集の所属図書館での課題
 網羅的な収集は担当者のスキルに偏り、現実的に網羅的に資料を収集することが困難
○理想とする地域資料収集のありかた
 担当者のスキルに偏ることなく、地域資料の収集ができる
○本システムの機能
・指定の地域にゆかりがある人のリスト作成
・指定の地域にゆかりがある場所が本文に記載がある又は指定の地域にゆかりがある人が著者の資料のリスト作成
・資料リストをもとに発注が可能
・資料リストをもとに新着案内メールの配信→発注も可能
○地域にゆかりがある人のデータを収集できそうな対象
 資料の帯やページの最後などに記載がある著者のプロフィール
○本システムを活用したときの図書館の効果
・地道に手作業でリストを更新する手間がなくなる
・担当者レベルの地域資料収集から収集の精度が高まる
○本システムの図書館の利用可能性
 市町村立図書館で地域資料を収集しない図書館はなく、どの図書館にも網羅的な収集は担当者のスキルに偏るという課題があるため、利用が見込まれる

ライブラリアンによるWikipedia Town、Wikipedia ARTSへの支援(是住 久美子)

地域の情報やアート関連の情報を参加者みんなでWikipediaの記事として編集するイベント、Wikipedia Town、Wikipedia ARTSへのライブラリアンによる支援について実践を例に紹介します。

全国の図書館イベントが一括で見られるWebサイトの構築について(北村 志麻)

「全国の図書館のイベントが一括して見られるサイトを作りたい!!」
図書館ヘビーユーザーのあなたは、全国の図書館イベントを一括で検索できばうれしいと思いませんか?
自宅、職場からアクセス可能な図書館のイベント、旅行先の図書館のイベント、ビジネスマン向け、子供向け、高齢者向けなど簡単に検索できたらいいですね。
ほとんどの図書館イベントは無料です。無料で教養を身に付けたり、スキルアップしたり、癒されたり、サイトを使えば図書館を使いたおせます。
図書館に足を運ばない方たちにも、図書館ってこんなこともしてるよ、という情報発信もします。
本当の目的は、「Awareness」です。市民に図書館の利用価値を知ってもらうことです。
それを表に出さずに、「図書館の楽しさ」を知ってもらうことがファーストステップです。
全国図書館蔵書検索は「カーリル」さんが有りますが、図書館イベントの検索サイトは現時点ではありません。
コンテンツには、「図書館の使い方を知ってもらう」から「使い方を知れば図書館はもっと楽しい!」を知ってもらう情報をブログ形式で発信します。
全国の図書館から簡単にイベント情報を入力してもらえる仕組みを作り、登録された図書館への集客にも役立つPRにつなげます。
現在誠意制作中ですが、今回はコンテンツの一部イメージをご覧頂ければと思います。
また、今後もブラッシュアップを行っていきますので、ご意見など頂ければ幸いです。

時代を翔ける曲と風景を流せるソフトの開発(山島 一浩)

提案者は、戦後の時代から高度成長時代を駆け抜けてきた開発者である。時代に流行った曲があり、時代を作った思い出がある。それをDVDや携帯電話で聞きたいというものである。著作権の問題のほか、課題点を掲示しつつ、開発は、Unreal Engineを使う。

世界特許電子図書館設立に関する国際条約の必要性に関する考察(上田 育弘)

現在、多くの国で特許情報等の産業財産権情報を提供する特許電子図書館が稼働している。しかし、これらの特許電子図書館は、各国の主権独立の原則下、各国毎にバラバラに設計開発運営されている。例えば、通常、特許出願に始まり特許庁の審査官による審査を経て特許公報が発行され閲覧されることになるが、特許電子図書館の検索機能と特許庁の審査官の検索機能とはいかにあるべきか、等の各国毎の政策に基づき各国毎に決められている。そこで、「産業財産権制度とは何か」という本質論に立ち返って特許電子図書館のあるべき姿並びに各国の特許電子図書館を有機的に結合させた世界特許電子図書館設立に関する国際条約の必要生を主張することにより、電子化時代におけるあるべき特許電子図書館の姿を明確にする。

コードを一行も書かないでオープンソースプロジェクトに貢献する方法 -- オープンソース図書館システム Next-L Enju の経験から --(江草 由佳)

オープンソースプロジェクトに参加するといった場合に、プログラムを書くだけが、参加することになるわけではない。
プログラムが書けない・書かない場合でも、オープンソースプロジェクトに参加できることについて、自身のNext-L Enjuの体験をもとに紹介したいと思う。
特に、図書館員など、プログラムがかけないからオープンソースプログラムに参加するのをしりごみするもしくは、関係ないとおもうといった意識がこの発表により変わればよいというのを期待する。
プログラムを書く以外に、どんな参加・貢献方法があるかについて、具体例を元に紹介していきたいと思う。

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