「C4ljp2014/presentation」の版間の差分
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→ライトニングトーク(14件)
Kiyota yoji (トーク | 投稿記録) (→通常発表(7件): 清田発表) |
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===<span id="ono"> | ===<span id="ono">[http://www.slideshare.net/milkyalab/code4lib-japan2014-ono-haruki 遠隔地の図書館関係者のオープンオンラインディスカッションを実現する分散型会議中継システム](小野 永貴)</span>=== | ||
::図書館の向上には、図書館員や研究者による日常的な情報交換が欠かせない。特に、現場における実態を踏まえて実践的な学術研究を行ったり、研究成果を全国の現場実務へ円滑に反映していくためには、立場や場所を超えて広域的に協働で問題解決にあたる必要である。一方で、図書館の人的状況は非常勤雇用や人事異動も多く、さらに近年は研究者も任期付き採用が多い状況により、同じプロジェクトに携わっていた構成員が短期間で分散してしまう事態が多発する。このような状態は、継続的な図書館向上の取り組みを阻害し、図書館情報学領域の発展を停滞させうる要因と捉えることもできる。 | ::図書館の向上には、図書館員や研究者による日常的な情報交換が欠かせない。特に、現場における実態を踏まえて実践的な学術研究を行ったり、研究成果を全国の現場実務へ円滑に反映していくためには、立場や場所を超えて広域的に協働で問題解決にあたる必要である。一方で、図書館の人的状況は非常勤雇用や人事異動も多く、さらに近年は研究者も任期付き採用が多い状況により、同じプロジェクトに携わっていた構成員が短期間で分散してしまう事態が多発する。このような状態は、継続的な図書館向上の取り組みを阻害し、図書館情報学領域の発展を停滞させうる要因と捉えることもできる。 | ||
::このような課題を解決するために、筆者らは、日本各地に所在する図書館関係者が、遠隔地に居ながら定期的にディスカッションを行い、その内容を同期的・非同期的に関係他者へ発信できる会議システムの構築を試みた。構築にあたっては、図書館関係者に特化した議論の効率化のために、以下の4点を必要要件として検討した。 | ::このような課題を解決するために、筆者らは、日本各地に所在する図書館関係者が、遠隔地に居ながら定期的にディスカッションを行い、その内容を同期的・非同期的に関係他者へ発信できる会議システムの構築を試みた。構築にあたっては、図書館関係者に特化した議論の効率化のために、以下の4点を必要要件として検討した。 |