「C4ljp2024/presentation」の版間の差分
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→通常発表セッション
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Yomumoは小中学生向けの読書記録共有アプリでChromeやSafari等のブラウザ上で動作します。これまで図書室で利用していた図書カードの電子版という位置づけです。利用者は読書後にアプリから書籍のISBNバーコードを読み取ると書誌情報が入力され、すぐに感想を書き始めることができます。感想は学校やクラス内だけでなく、Yomumoのすべての利用者で共有することができます。授業等の教育現場で活用できる他、学校や学級の枠をこえた読書を通じたコミュニケーションを実現することができます。本発表ではYomumoの実践例や教育効果についてご紹介します。また、Yomumoは人的リソースが限られている中での開発であったため、モダンな技術をフル活用していますので、開発手法についても触れる予定です。 | Yomumoは小中学生向けの読書記録共有アプリでChromeやSafari等のブラウザ上で動作します。これまで図書室で利用していた図書カードの電子版という位置づけです。利用者は読書後にアプリから書籍のISBNバーコードを読み取ると書誌情報が入力され、すぐに感想を書き始めることができます。感想は学校やクラス内だけでなく、Yomumoのすべての利用者で共有することができます。授業等の教育現場で活用できる他、学校や学級の枠をこえた読書を通じたコミュニケーションを実現することができます。本発表ではYomumoの実践例や教育効果についてご紹介します。また、Yomumoは人的リソースが限られている中での開発であったため、モダンな技術をフル活用していますので、開発手法についても触れる予定です。 | ||
参考:"Yomumo製品紹介" (ETeq) https://eteq.co.jp/yomumo/ | ==== 参考: ==== | ||
* "Yomumo製品紹介" (ETeq) https://eteq.co.jp/yomumo/ | |||
===<span id="p4">図書館を使って情報デザインを学ぶ:高等学校情報科における実践の提案</span>=== | ===<span id="p4">図書館を使って情報デザインを学ぶ:高等学校情報科における実践の提案</span>=== | ||
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情報社会の進展に呼応して、学校教育では情報教育が推進されている。高等学校では2022年度入学生から「情報Ⅰ」が必履修科目となったことを受けて、2025年1月の大学入学共通テストから「情報」が追加される。こうした中、幅広く情報について学ぶことが求められている。情報教育といえばICT活用が主流だが、古来より情報を扱ってきた図書館もまた、情報教育における教材や学びの場として活用が期待できる。本発表では情報教育における図書館の関わりを紹介し、図書館を活用した情報教育の実践として、情報デザインについて学ぶ授業を提案する。情報デザインは情報技術を支える概念のひとつであるが、ポスター制作のような美術的視点だけでなく、情報構造化のような技術的視点も必要である。図書館を用いた実践案は、こうした情報構造化の技術的視点から情報デザインにアプローチすることが期待される。 | 情報社会の進展に呼応して、学校教育では情報教育が推進されている。高等学校では2022年度入学生から「情報Ⅰ」が必履修科目となったことを受けて、2025年1月の大学入学共通テストから「情報」が追加される。こうした中、幅広く情報について学ぶことが求められている。情報教育といえばICT活用が主流だが、古来より情報を扱ってきた図書館もまた、情報教育における教材や学びの場として活用が期待できる。本発表では情報教育における図書館の関わりを紹介し、図書館を活用した情報教育の実践として、情報デザインについて学ぶ授業を提案する。情報デザインは情報技術を支える概念のひとつであるが、ポスター制作のような美術的視点だけでなく、情報構造化のような技術的視点も必要である。図書館を用いた実践案は、こうした情報構造化の技術的視点から情報デザインにアプローチすることが期待される。 | ||
参考:"高等学校情報科で学校図書館を活用するためのモデルカリキュラムの試作" 情報処理学会研究報告 コンピュータと教育(CE) 2021-CE-159 1-8, 2021 http://id.nii.ac.jp/1001/00209891/ | ==== 参考: ==== | ||
* "高等学校情報科で学校図書館を活用するためのモデルカリキュラムの試作" 情報処理学会研究報告 コンピュータと教育(CE) 2021-CE-159 1-8, 2021 http://id.nii.ac.jp/1001/00209891/ | |||
=== 泉大津市立図書館シープラ カード型インターフェースによる図書館内からのデジタル資源への誘導-連携協定に基づく実証実験の中間報告 === | === 泉大津市立図書館シープラ カード型インターフェースによる図書館内からのデジタル資源への誘導-連携協定に基づく実証実験の中間報告 === | ||
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アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)と泉大津市の連携協定に基づいて実施している図書館内にウェブ上のデジタル資源の認知と誘導を促すカードを設置し、その効果を検証する実証実験を行っている(2024年5月~)。この実験の結果を中間報告する。 | アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)と泉大津市の連携協定に基づいて実施している図書館内にウェブ上のデジタル資源の認知と誘導を促すカードを設置し、その効果を検証する実証実験を行っている(2024年5月~)。この実験の結果を中間報告する。 | ||
参考:"アカデミック・リソース・ガイド株式会社との連携" (泉大津市)https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/koushitsu/senryaku/ppp_torikumi/arg-corp/12780.html | ==== 参考: ==== | ||
* "アカデミック・リソース・ガイド株式会社との連携" (泉大津市)https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/koushitsu/senryaku/ppp_torikumi/arg-corp/12780.html | |||
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